1. ボディの歪み 2. 全体のキズ 3. タイヤ/ホイール 4. 排気の音とマフラー
プロでないかぎり、修復した痕跡を見つけるのはかなり難しいことです。しかしフレームまで及んだ、いわゆる“事故車扱い”と呼ばれるクルマについては、修理具合の良否によってその痕跡を見つけられることもあります。 例えば、ボンネットとフェンダーのすき間が左右で微妙に異なっていたり、ボディを斜め横から眺めたとき、ドアとフェンダー部分のツラが合っていなかったり…。ボディ全体を見るより、“すき間の幅”に着目するのがポイントです。 これはフレームを複数の方向から数tの力を使って引っ張りながら直す際に、どうしても修正の限界で元のように戻らない場合に起こる現象ですが、腕のたつ職人や高度な設備があるところで修復したものだと、プロでもわからないような完璧な仕上がりになっていることもあります。
「カーシステムプロ」ではフロントガラスに「車両状態評価書」を掲示し、こうした修復歴も分かり易く表示しています。たまたま欲しいクルマに修復歴があった場合、どんな事故によってどこを修復したのかを、カーシステムプロスタッフに確認してみてください。
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逆に年式のわりにキズが少なくツヤのいいものは、塗装をやり直している場合もあります。塗装表面は年数に応じて確実に劣化してしまうもの。全体のキズ・塗装の状態が年式相応であるか、確認するようにしましょう。
「カーシステムプロ」のクルマは、いつもピカピカ。お客様がチェックしやすい様、愛情込めて磨いています。
中古車を購入する際は、消耗品であるタイヤにも気を配りましょう。タイヤの山がキッチリ残っているかどうか、クギなどが刺さっていないかなどの確認をしっかりしておきましょう。
足まわりチェックで意外な落とし穴となるのが、いわゆる“社外品”と呼ばれる、その車種の純正品ではないアルミホイールを装着している場合。その際、盗難防止用のロックナットを使用していると、ホイールをはずすにはキー代わりになる専用のアダプターが必要となります。これがないとホイールをはずすことが出来ません。きちんと、装着ホイール対応のアダプターがあるかどうかを確認しましょう。
社外品のホイールが装着している場合は、同時に元々付いていた純正ホイールもセットであるかどうかを確認してみましょう。社外品ホイールの好みは人それぞれですし、純正ホイールに戻したいという場合は新たに購入しなくて済みます。
社外品のスポーツマフラーを装着している場合、そのマフラーが車検対応であるかきちんと確認しましょう。その際、「JASMA(日本スポーツマフラー協会)」認定プレートがマフラーに付いているかどうかが、一つの目安になります。このプレートが付いているマフラーは、保安基準への適合が事前に審査・確認されているので、純正品同様に安心して購入できるのです。
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